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2010年07月21日

カゴのある暮らし

インテリア好きにとって人気の高いアイテムのひとつであるカゴ。つい集めてしまうという人も多いのではないでしょうか。
カゴほど世界中で作られ、使われている道具というのも、他にないかもしれません。

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アジアのマーケットでは、ざっくり編まれた素朴なカゴの上に、野菜や果物がどさっと積まれています。
ヨーロッパの市場でも、人々はカゴを手に下げお買い物。底にキャスターが付いて、カラカラと引っ張るカート式のものもあります。
アフリカのカゴは、赤や黄色で模様が編み込まれていたり、カラフルなビーズの装飾が付いていたりして、大胆な色使い。
そして、竹やあけび、山ぶどうの蔓など、四季折々の自然素材から作られる日本のカゴ。どこの国でも、カゴは普段の生活に密着し、日々使われています。

かつて、倉敷にある民藝館を訪ねたら、世界中のカゴを集めた「カゴの部屋」というのがありました。
初代館長だった外村吉之介さんはカゴが大好きだったそうで、たくさんコレクションされていたそうです。
訪れた来館者に対しても、館長自ら現れて、カゴの説明をされていたとか。そして、どこかで講演の依頼があると、いつもカゴを片手に出かけて行ったそうです。
なんだか微笑ましいエピソードですね。

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日本人の暮らしにも、昔からカゴは欠かせない道具のひとつ。
そんなわけで最近、竹 籠作りのワークショップに参加してみました。
竹籠の産地である別府の職人さんに教わって、取っ手の付いた手提げカゴを作ります。
竹はしなやかな弾力性があり、丈夫で壊れにくい素材。といっても、いざ作るとなると力加減はなかなか難しく、ぎゅっと詰めて編まないとスカスカになってしまうし、勢い余って力を入れすぎるとパリンと折れてしまいます。霧吹きで充分に湿らせ、竹を柔らかくしながら、手際よく編みこんで行きます。
職人さんは2,3時間でたちまち編み上げてしまうそうですが、私たちは丸1日がかり。
しかし、やっとの思いで出来上がった竹籠は、愛着もひとしお。
ペットボトルが3本くらい入る大きさで、取っ手が付いているため、バッグとしてお買い物に持っていけるし、普段は壁に下げて小物の収納用にもなります。
中に瓶などを入れて、花を挿してもきれいです。かたちがシンプルなので、どんな部屋でもすんなり馴染みます。

カゴはインテリアに取り入れやすい便利なアイテム。
ひとつぽつんと置いてあるだけでも様になりますが、様々な国のものを混ぜても、かたちや大きさがバラバラでも、意外と程よくまとまり、ほのぼのと和やかな風景を演出してくれます。逆に同じものを複数揃えて並べると、空間がきりっと引き締まります。
困ったときのカゴ頼み?!と言ってもいいほど。小さな家のインテリアにも大活躍してくれるに違いありません。

最後に、素敵なカゴが見つかりそうな店をご紹介します。

暮らしの道具 谷中松野屋(和、アジアのカゴ)
http://yanakamatsunoya.jp/

KOHORO(和、アジアのカゴ)
http://www.kohoro.jp/

黄色い鳥器店(和のカゴ)
http://www.kiiroi-tori.com/

巣巣(北欧、ラトビア、モロッコなどのカゴ)
http://www.susu.co.jp/

キャトル・セゾン(フランスのカゴ)
http://www.quatresaisons.co.jp/

F.O.B COOP (フランス、ヨーロッパのカゴ)
http://www.fobcoop.co.jp/

グランピエ(中近東、エスニックのカゴ)
http://www.granpie.com/

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江沢香織

プロフィール
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーでのライター、コーディネーターとして活躍中。

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  • セキスイハイムの平屋 楽の家