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2011年08月23日

木工の街、旭川へ

7月の初めに、北海道・旭川へ行きました。
旭川は日本でも有数の木工の街。街中にはたくさんの木工工場があります。
今回は、そんな旭川の木工工場の各所を訪ねたり、森へ入って木を切る現場を体験したり、旭川を盛り上げようと活動する様々な方たちとの交流を深めたり、という盛りだくさんな内容の旅をしてきました。
東京からはプロダクトデザイナーを中心に、建築家や雑誌編集者、美大の学生など、様々なジャンルの人が集まりました。

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山や森林を守る専門家の誘導で森に入り、みんなで木を伐採するのですが、ただ切れ ばいいというのではありません。
どの木を切ることが森全体のために一番良いか、最善の方法を考えた上で、切るべき木を選びます。
例えば、他の木の成長を邪魔しているとか、伸びにくい場所に生えているとか、みんなでそれぞれの考えを述べて意見交換を行い、最終的にどの木にするか絞っていきます。実際に生えている木を切って、森に対する認識を深めていく、という作業は、普段ではなかなかできないリアルな経験でした。
木を伐採したあとは、みんなで山の麓まで運びます。結構重いから大変。
でも、お互い協力し合って、初対面同士でも妙な一体感があります。
そして麓でのお昼ご飯は、シンプルなおむすびがびっくりするほどおいしい。

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丸太を製材する工場、そして木材から家具や小物を作る工場なども回ります。
たった一人でやっている木工作家の小さな工房から、従業員もたくさんいて設備の整った大きな工場まで、様々な加工現場を見て回りました。
工場といっても、旭川という土地柄のせいか、どこもゆったりとした、気持ちの良い雰囲気がありました。
機械は中古でも、長年の経験と腕を持った人物がいて、ユーザーのちょっとしたオーダーにも一つひとつ真摯に答えてくれる、細かい気配りのところもあれば、レーザーを使ってあらゆる角度や曲線も思いのままに切断し、人間工学に基づいた最新の技術で、身体に 優しい家具を作っているところもあったり。

参加したデザイナーたちは、それぞれ工場の特長に応じて、自身の作品制作とのマッ チングを模索します。
お互い積極的に会話をして、具体的な考えを交換しあった上での歩み寄りなので、その後の仕事もスムーズに流れることが多いようです。
木工に対する真面目で熱い心を持った人々が多く、様々な新しい展開が期待できそうでした。

日本の家具も建物も、木でできているものは数多くあります。
木がどんな風に仕入れられ、加工され、製品になっているのか、その過程を直接見て、作る人と話ができたことはよい経験でした。
ものづくりの現場を知ることは、良い家づくりのためにも、大事なことのひとつかもしれないですね。

■今回訪れた旭川の木工家具・雑貨工場
カンディハウス
http://www.condehouse.co.jp/

コサイン
http://www.cosine.com/

匠工芸
http://www.takumikohgei.com/

ササキ工芸
http://sasaki-kogei.com/

工房 アームズ
〒071-1545 北海道上川郡東神楽町15号北3番地
TEL:0166-83-0800
FAX:0166-83-0801

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江沢香織

プロフィール
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーでのライター、コーディネーターとして活躍中。

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  • セキスイハイムの平屋 楽の家