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2011年11月07日

実り多い生活を送る秋色インテリア【後編】

こんにちは、山﨑美奈子です。

山野だけではなく、都心の街路樹や庭の植木も緑一色からさまざまな色に変わり始めました。すっかり秋本番ですね。

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■パブリックゾーンを秋色に染める

秋色は、色の数が多すぎて、どんな色を選べば良いのか迷いますよね。
まずは前編にも書いたとおり、パブリックゾーンに活かしてみましょう。
「家族だけではなく、ゲストにも幅広く好まれる配色」を目標にしてください。
ところで、「幅広く好まれる配色」とはどのようなものでしょうか?
驚くことに、西欧では古代ギリシャ時代から色彩に関するさまざまな研究が盛んで、多くの人が「調和がとれている」と感じる配色方法が示されています。下記はその一部です。
下記はその一部です。

・ドミナントカラー配色
色相(色みの種類)に統一感をもたせた配色法です。全体に暖色や中性色といった温度感でまとまりが出ます。

・トーンオントーン配色
ドミナントカラーの一種ですが、色どうしの明るさに少しコントラストをつけます。モダンなインテリアのお宅によく合います。

・トーナル配色
モデレートカラーだけを使ったコーディネートです。穏やかなやさしさでゲストの緊張をほぐす効果があります。

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ほかにも、『「緑」を自然に使って、ココロもカラダをさわやかに!(第2回)』で触れた「ナチュラルハーモニー」の考え方を使い秋色で配色すると、パブリックゾーンに自然な印象を添えてくれますよ。

■色の安定感にも気をつけて

パブリックゾーンのカラーコーディネートでは、色の安定感にも気をつけましょう。下の図をご覧ください。

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上から下へ向かって暗くするとどっしりとした安定感が得られ、反対に下から上へ向かって暗くすると不安定な感じになります。
室内で天井を暗くしてしまうと、圧迫感にもつながるのでなるべく避けたほうが良いでしょう。
床が暗いと感じたら、明るめのラグを敷いたり、明るい色の絵を壁に飾って目線を上に誘導したり、ちょっとした工夫で改善されます。

和室もパブリックゾーンになりますが、畳が明るく、木材を使った壁や天井のほうが暗い場合が多くなります。
それでもあまり違和感がないのは、天然素材色であったり長年にわたって見慣れた風景だからだといわれています。

インテリアの色彩計画では、「たったひとつだけの正解」はありません。
ご紹介した配色ルールに皆さんなりの個性やアレンジを少しだけプラスして、自分ならではの「ちいさな家」をプロデュースしてくださいね!

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カラーコーディネーター 山﨑美奈子

プロフィール
カラーコーディネーター。社会人教育会社にてテキストや動画などの編集、カラー講座の企画開発などに従事し、退職後は大学や社会人講座などで講師としても活躍。旅行や食を扱ったライターとしても活動を開始している。

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