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ちいさい家だと、幸せに手が届く。


2012年01月23日

繊細で美しい、鉄のインテリア

広島で鍜治職人をしている友人の展示会へ行きました。この業界では珍しい、女性の鍜治職人です。
ャンドルスタンドやランプなどのインテリアアイテムの他、地元デパートの装飾や、JR博多駅で使う椅子など、かなり大掛かりな作品も手がけています。

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今回の展示場所は、茅場町にある古いビルを改装した一室にあるギャラリー。時が止まったかのような静寂な空間に、凛とした風情で作品が並んでいました。

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この柔らかなフォルムは、やはり彼女でなければ出せない味わい。
まるで自然に生える草木のように、自由に繊細に、優しく伸びていく曲線が心地よいのです。ヨーロッパのアンティークのような雰囲気もありますが、全て彼女がオリジナルでデザインしたものです。
鉄という扱いの難しい素材と向き合い、1mm単位で丁寧に形を作っていきます。全て手作りで、燃え盛る火の上で勢いよく鉄を叩いたり、慎重に少しずつ曲げたりする、相当な肉体労働です。

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鉄というとどっしり重いイメージがあり、普通の家で使うにはちょっと敬遠してしまいがちな素材ですが、彼女の作る作品は、どこか軽やかで華奢な雰囲気。こういう鉄もあるんですね。
たとえ小さな部屋であっても、あまり威圧感がありません。造形に女性らしい配慮があり、使いやすいデザインのものが多いのです。
例えば階段の手すりや、玄関のフェンス、家の表札代わりの看板など、注文に応じた制作もしてくれますが、特にインテリアとして手軽に取り入れやすく、印象的な美しさを放ってくれるのはランプ。
鉄に光を加えることで、優しい温かみが感じられます。
明かりを灯すと壁にふわりと浮き上がる影にも情緒があります。
壁に何も飾らなくても、影が立派なインテリアになってくれるのです。
ひとつあるだけで、部屋の雰囲気をがらりと変えてくれそうです。

Forgerone
http://forgerone.com/

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江沢香織

プロフィール
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーでのライター、コーディネーターとして活躍中。

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2012年01月06日

ほっこり暖色で巣篭もりはいかが?【前編】

こんにちは、山﨑美奈子です。

葉を落とした木々、雪に覆われた山々、街には黒いコートの波。冬は、無彩色で寒々しい気分になりがちですね。
そんな寒さの中、心をほっこりさせる暖色で、お部屋をカラーコーディネートしてみてはいかがでしょうか?

冬のインテリアには、暖色の中でもオレンジ色がオススメ。オレンジ色は多くの人にとって、炎の暖かみや人の温もりを連想させる色だからです。
それにオレンジ色は、食欲を刺激する色ともいわれています。リビングルームやダイニングルームにふさわしい色ですね。

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でも、室内にストーブがたくさんあると暑すぎるように、暖色が多すぎるのも落ち着かないものです。特に鮮やかな色は、お部屋のアクセントカラー程度にとどめるとよいでしょう。
アクセントカラーは、視野面積の1~2割前後が目安です。クッションや食器、柄物のファブリックの1色など、皆さんのセンスを活かした配色で試してみてください。
赤は普段使いにしては強い色なので、スペシャルな日の演出に使うといいですね。クリスマスや、お正月の演出の色として、皆さんもお使いになられたと思います。
そして赤は、愛情表現の色でもあるので、誕生日やバレンタインデーなどによく似合います。
暖色でも黄色は、炎よりも太陽の輝く光をイメージさせるので、空気が和らぐ春のほうがよく合います。

冬といえば、極寒の地に暮らす北欧のインテリアやデザインのカラーコーディネートがとても参考になります。のんびりと雑誌やホームページなどを探してみるのも楽しいかも。
お部屋のカラーリングを、家族の皆さんとアレコレ話しながら過ごす寒い冬の巣篭もりライフ。夜が寒く長い今だからこそ、カラーコーディネーター山﨑がお勧めする、イチオシの過ごし方です!

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カラーコーディネーター 山﨑美奈子

プロフィール
カラーコーディネーター。社会人教育会社にてテキストや動画などの編集、カラー講座の企画開発などに従事し、退職後は大学や社会人講座などで講師としても活躍。旅行や食を扱ったライターとしても活動を開始している。

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2011年12月18日

猫のいる風景

猫のいる風景と言えば、窓辺で佇んで外を眺めている猫の姿を思い浮かべます。
それだけで部屋の空気感が想像できますし、猫はインテリアを舞台として演出している役者ようです。

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一昔前と違って、病気や事故を防ぐという観点から、猫は完全な室内飼いがよいとされます。ということは、家の中が猫たちの世界のすべてとなりますので、家の中でストレスを与えないことが大切となってきます。
犬だったら、少し狭い部屋で飼っていたとしても、散歩を欠かさずに運動をさせればストレスも発散できるのですが、環境変化に敏感な猫たちは、対応を間違えるとたちまちストレス行動を始めてしまいます。
猫と共に暮すには、飼い猫の特性や性格をよく理解することが大切です。ストレスの悪循環に陥らないよう、猫にも人にも快適なインテリアとは何かを考えてみましょう。

とぎは猫にとって大切な習性ですからやめさせることはできません。
やたらな場所に引掻きキズをつけないよう、決められた爪とぎの場所を根気よく教えることが必要です。
市販のキャットタワーなどインテリア性のあるものや、カーペット、ダンボール紙、麻ヒモ、木のものなど様々な素材の爪とぎがありますので、根気よく猫の好みのものを探してあげるとよいでしょう。
躾ができるまでキズつけたくない家具には、爪とぎをしにくくするための布や光沢のあるビニールを被せたり、猫の嫌いなアルミ箔でカバーするなど保護策を施すとよいかもしれません。

犬が水平行動ならば猫は上下行動です。猫の生活行動をよく観察し、空間をうまく利用してインテリアを考えれば、猫にとっても人にとっても楽しい空間が作れます。まずは猫の日常行動に沿った猫道を作ってあげましょう。
猫にとっては、段差や小さな隙間、人より高い場所は格好の遊び場となります。壁面のステップは、移動に利用するだけではなく、猫のちょっとした休憩所にもなります。
カーテンボックスや梁を利用した猫道や猫専用のちいさなスイング扉、窓辺でくつろげる特等席など、猫のお気に入りのポイントを作ってあげるとよいでしょう。
そして、どんなときでも静かにくつろげる猫の隠れ家となる小さな空間を作ってあげましょう。ただし、模様替えなど日常生活の変化は猫のストレスとなりますから、猫道はできる限り変化させないのがよいでしょう。

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犬は「人」に付き、猫は「場所」に付くといわれます。インテリアを工夫することで、人にも猫にも優しい風景が描けるといいですね。

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一級建築士 吉岡令子

プロフィール
大手住設メーカー、設計事務所勤務を経て、独立。個人住宅の設計をメインとしながら、インテリアスクールでの講師や行政のまちづくり委員を務めるなど幅広い領域で活躍中。ビーンズデザインと共同して建築デザインユニットを運営中。

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2011年12月11日

ちいさな家のクリスマスデコレーション

こんにちは、柴谷陽子です。

12月に入り、街はクリスマスムード一色ですね。
すっかり節電が定着していますが、久々に街のイルミネーションやライトアップを目にすると、やはり明るい気持ちになります。
「あかり」が人間に与える影響はこんなにも大きいものなのだと、改めて痛感しました。
上手に節電しながら、楽しく暮らす事を心掛けたいものですね。

クリスマスを含め、季節の行事は、生活に笑顔を与えてくれます。
近年はおうちでクリスマスを過ごす人達が多くなってきたせいか、お部屋を飾るオーナメントや雑貨の種類もぐっと増えた気がします。
そして“クリスマスプレゼント”や“クリスマスパーティー”と並び“クリスマスデコレーション”がとても身近になってきました。

子供のいる家庭なら、玄関扉にクリスマスリースを飾ったり、天井にリボンペナントを掛けて華やかな雰囲気に演出するのも楽しいですし、キャンドルやフラワーアレンジメントで落ち着いたクリスマスを演出するのも素敵ですね。

“クリスマスデコレーション”で、私が一番気になるものが『モビール』です。 冬の長い時間を小さな家の中で過ごすデンマークで、モビールは古くから装飾ツールとして馴染深いようです。

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モビールを眺めていていると、日本の切り絵や風鈴に似ている事に気付きました。
だから日本のインテリアにも、こんなにもしっくりくるのかと、思わず納得してしまいました。

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モビールは、わずかでも空気の流れがあれば敏感に反応して動くのですが、ゆったりとしたモビールの動きを見ていると、とても心が和みます。
また、キャンドルの光に照れされてできるモビールの影もとても素敵で、大人からこどもまで楽しめるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

ちいさな家のクリスマスデコレーションのポイントは、ちょっとしたスペースにクリスマスコーナーを作りお気に入りのクリスマスアイテムで演出してあげることです。
畳んでもスペースを取ってしまう大きなツリーに比べ、片付けも収納も楽なのでおすすめかも。

みなさんも、素敵なクリスマスをお過ごしください☆

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柴谷陽子

プロフィール
スポーツ施設・温浴施設・住宅などを中心としたインテリアデザインを手掛ける。BEANS DESIGNにて「女性の目線で女性に優しいデザイン」をテーマに女性による建築デザインユニットを運営中。

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