ちいさな家応援サイト〈ちいさな家が好き〉

ちいさい家だと、幸せに手が届く。


2010年06月25日

ちいさな家のおおきなアイテム

ちいさな家だからといって、ちいさなものに囲まれて生活するという概念は捨てましょう!
ちいさな家だからこそ、おおきなアイテムを使って、ちいさな家の良さをより一層引き出す事だってできるのです。

そのアイテムの一つとして私がオススメするのは、大きなダイニングテーブル。
ダイニングテーブルと言うと、食事のためのテーブルと限定されがちですが、作業台にも勉強机にもなるような大きなテーブルです。
食事はもちろん、PCを使ったり、勉強したり、ホームパーティーでも活躍しそうですね。
テーブルを軸に家族が集まり、それぞれ別の事をしていてもお互い気配を感じ、繋がりが生まれていく。
そこに座るとなんとなく安心感に包まれるテーブル。
ちいさな家に置いてみてはいかがでしょうか。

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また、大きな壁面収納もおすすめです。
ちいさな家ではどうしても収納が気になるところ。
あちらこちらに家具を置くスペースはないので、無駄を省き、空間を有効活用する事が重要にです。
と言っても自信の無い人も多いのでは?
そこでオススメするのは壁面収納です。
家具の量がかなり減る上に、見せなくていいものがしまえて空間もすっきり!
部屋の間仕切壁や目隠しパネルを兼ねて作ってみてもいいかもしれません。

それから、おおきな鏡もオススメです。
玄関などに、鏡を用いる手法はよくある事ですが、先日もマンションのリフォームで、大きな鏡をリビングに設置しました。
後付の扉はどうしても違和感があり、どうにかして空間に馴染まないものかなぁと悩んだ末、大きな鏡貼の扉にしてみたのですが…
これが、思った以上に良い仕上がりになりました。
お部屋の広がりはもちろん、外の光や景色まで鏡に写り込むので、部屋が明るく開放的になりました。
鏡だと分かっていても広さを錯覚してしまうのです。
これには私も改めて驚きました。

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他にも、大きくて良い物や、むしろ大きい方が良いものは、たくさんありそうですね。
みなさんにも、固定概念は捨てて、自由な発想や、色々な見方で “家づくり”を楽しんで頂きたいなと思います。

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柴谷陽子

プロフィール
スポーツ施設・温浴施設・住宅などを中心としたインテリアデザインを手掛ける。BEANS DESIGNにて「女性の目線で女性に優しいデザイン」をテーマに女性による建築デザインユニットを運営中。

  • 街中カーサ
  • CRESCASA「クレスカーサ」
  • おひさまハイムFAN

2010年05月13日

ちいさな家のカラーコーディネート

こんにちは、柴谷陽子です。

カラーコーディネートといえば家具はもちろん、カーテン・建具など様々なものがありますが、お部屋のベースとも言える床・壁・天井は、印象を大きく左右する重要なポイントだと思います。

日本の住宅は白を基調とした壁や天井で、床や建具を同系色でまとめる事が多いようです。
その方がお部屋も広く見えますし、すっきりした空間に仕上がるので失敗もありません。
でも、せっかくお家を建てるのなら、少しだけ冒険して自分らしい空間づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

欧米のインテリアを見ると、様々な色を使っているのにセンス良くまとまっていてとってもステキです。
あの色彩感覚は昨日今日で培われたものではないのでしょうね。(笑)
あそこまで思い切った事はちょっと…と思う人は、壁の一部にアクセントカラーを入れると面白いと思います。
あくまでもアクセントですから、部屋全体の1~3割くらいまでに留めるのがバランスよく効果的です。
グッと空間が引き締まりスタイリッシュに仕上がりますよ。

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もし、印象の強いアクセントカラーが苦手ならば、取り入れやすいアースカラーはおすすめです。
気持ちも和みますし、どんな家具にも合いやすいカラーです。

また、カラーばかりに気を取られて、見落とされがちなのがテクスチャー(素材感や手触り)です。
たとえば『白』と言っても、木目の白、艶々とした大理石の白、柔らかい綿の白というように、テクスチャーによって見え方が全然違うんです。
渋く見えたり明るく見えたり、シャープに見えたり柔らかく見えたり・・・。
その表情をじっくり観察する事が、カラーコーディネートをする上でとても大切なんですよ。

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凝ったデザインの建物を作る必要は全く無いというのが私の考えです。
建物自体は飽きのこないシンプルで、良質な建物が一番!と思います。
ただ壁紙は年月が経てば取替えることもできますから、自分らしいオンリーワンの空間を楽しんでみても良いと思います。

そういった事も含めて、上手に足し算引き算をして、お部屋のカラーをコーディネートして欲しいなと思います。
たくさん悩んで考えて作ったお部屋はとても愛着がわくものですよ。


2010年03月15日

ちいさな家のおおきな玄関

こんにちは、柴谷陽子です。

最近の住宅ではめっきり見かけなくなりましたが、日本には本来“ 土間 ”というものがありました。
今で言う玄関スペースを大きくした空間とでも言いましょうか。
昔は作業をしたり、農機具や漁具など物を保管するにも重宝されていたそうです。
外と適度な距離を保つ事ができるため、住人のプライバシーを確保し安心感を与えていました。
お客さん側としても、家に上がるとなると気が引けますが、土間であれば靴を脱がず腰を掛けて話しができるため居心地が良いはずですね。
そうして、自然と人とのコミュニケーションを育んでいった日本家屋独特の空間設計を、私はとても素敵だなと思います。

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この土間をヒントに、ちいさな家に思い切っておおきな玄関を作ってみてはいかがでしょうか。
『ちいさい家なのに?おおきな玄関?』と思われるかもしれませんが、ちいさな家だからこそおおきな玄関があると便利だと思うのです。

例えば、スキーや自転車が趣味であれば、おおきな玄関でメンテナンスや修理を行う事はもちろん、かっこよくディスプレイするのも素敵です。
大好きな物をいつでも眺める事ができれば、日々の生活も楽しくなります。
雨の日などは傘を広げて干す事もできますし、ペットの足を洗ったりシャンプーをする事も…。
また家族で生活をすると、夏に出てくる子供専用プールだったり、キャンプ道具だったり、意外に細々としたものの収納に困ったりするものです。
そんな時、おおきな玄関に収納があれば大変便利ですね。
外でも内でも無いこの空間の使い道はたくさんありそうです。

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それに、人は玄関の広さでその家の大きさをイメージする傾向があるようです。
玄関はその家の第一印象を与える場所であり、お客様や家族を迎え入れる大切な空間なので、慎重に設計する事をおすすめします。


2010年02月22日

ちいさな家の“ 主婦 My スペース ”

こんにちは、柴谷陽子です。

本当に大切で必要なものだけに囲まれた、<ちいさな家>に住みたい!という私の将来の夢は以前にもお話しましたが、そんな私が家を建てるなら絶対に確保したいスペースがあります。

それが、“ 主婦 My スペース ”。
“ 部屋 ”なんて贅沢は言いません(笑)。
家計簿をつけたり、アイロンかけができたり、お気に入りのカップを片手に本を読んだり、誰にも邪魔されずお友達との長電話ができるスペース。

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そしてこのスペース、主婦が用事をこなすだけの場ではないんです。
例えば、取り込んだ洗濯物をリビングなどのお部屋に積み上げて、『たたまなくちゃ!』なんて使命感に駆られた経験は主婦なら誰にでもあるはず。
忙しくて、他にもしなければならない事が山ほどあるけれど、家族にも邪魔になって迷惑がかかるから…なんて思いながら乾いた洗濯物をたたんでいるのです。

でも“ 主婦 My スペース ”があれば、とりあえず取り込んだ洗濯物も邪魔にもならないし、家族もそれ程気にならないのでは?と思うのです。
24時間家事をこなす主婦にとって、心の負担を軽減して家事を円滑にしてくれる。
“ 主婦 My スペース ”には目に見えない効果がたくさんありそうです。

私は、一番家にいる時間が長くて、最も家と深い関わりを持つ主婦こそが、自分のスペースを持つべきだと思います。
“ 主婦 My スペース ”があれば、家事にも意欲的になれる⇒はかどる⇒自分の時間が持てる⇒楽しい時間が増える!と良いことばかり。大きなスペースは必要ありません。ちょこっとした小さなスペースでも効果は絶大!

そんな“ 主婦 My スペース ”は、子供部屋よりも旦那さんの書斎よりも、最優先で確保されるべきスペースかも!


2009年12月22日

“ 和 ”を見直してみませんか?

こんにちは、柴谷陽子です。

海外でも“ 和 ”のインテリアや日本人デザイナーが注目されつつある今日この頃。
先日もヨーロッパの雑誌を見ていたら、日本が大好き!というご夫妻が、帯をタペストリーにしたり、畳でベッドを作っていたりして、上手に“ 和 ”を取り入れているのを拝見しました。

また不動産ラッシュの続く中国では、マンションはスケルトン販売が一般的で、購入後にインテリアデザイナーに内装を依頼する事が多い様なのですが、日本人のデザイナーがとても人気だそうです。
グローバル化が進み、昨今のインテリアでも、世界中の人々から“ 和 ”が受け入れられつつあるのですね。

さてさて本家の日本、住宅は洋風化が進んでいますが、やはり日本人としては住まいの中に“ 和 ”のテイストを取り入れたいものです。
昔ながらの和室に抵抗があるという人は、今の生活に合ったインテリアや建具などで、新・和室を作ってみても良いのではないでしょうか。

画像「a.flat」

和室は、デザインだけではなく機能的にもとても素晴らしいものがあります。リビングと2間続きにすれば普段はオープンにして、広がりを感じさせる事もできますし、障子を閉めれば個室にもなりフレキシブルに使えます。
そして子供にとっても和室は優しい空間です。高い椅子よりも、床にしゃがんで作業ができる和室には動きに自由があり、しかも安全です。子供が小さい頃はおふとんを敷いて川の字になって親子一緒に寝てみるのも、子供にとってとても良いことではないでしょうか。

和室離れが進んでいますが、和にも今風でおしゃれな新しいトレンドが出てきています。ぜひとも、今一度“ 和 ”について見直してみませんか。


2009年09月10日

ちいさな家の素敵なギャラリー

こんにちは。柴谷陽子です。

子供がいる友人のおうちに遊びに行くと、子供たちから絵やお手紙をプレゼントされることがあります。
『子供たちってこんなふうに見えてるの!?』と感心することもあれば、大人には無い捉え方や色彩のセンスに驚かさせれることもあります。

私も小さい頃は今とは違った目線でものを見ていたり、色んな空想を描いていたような…
でも、残念なことに大人になるにつれ、子供の頃の純粋な感覚が無くなってしまったのかもしれませんね。
ですから、貰った絵や手紙を眺めては、子供たちの持っている能力や才能は大切にしていきたいなぁと、つくづく思います。

実は、大人に比べると行動範囲がはるかに狭い子供たちにとって、住環境ってとても大切なのです。
最近の子供たちの中には、小さな頃から自分の部屋を持ち、ひきこもってゲームに没頭しているなんて話しをよく聞きます。
様々なことを吸収し、人間形成される大切な時期にとても残念な話しです。

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家に関わる仕事に就いている私は、子供がある程度大きくなるまでは子供部屋など作らず、皆が共有するフロアで育てるのも一つの手段ではないかと思っています。
子供部屋の代わりとして、フロアの一角に子供が楽しめて居心地の良いスペースを作ってあげてはどうでしょう。

ちいさなテーブルと椅子を置いてあげれば、自然と絵本を読んだり絵や字をかくようになり、子供が集中する時間も生まれます。
ちいさな子供たちにとって親の視線の届く範囲が、もっとも安心して集中できるのです。

最近は、落書きをしても拭き落とせるクロスなどもあるので、思い切って"落書きの出来る壁"なんて作ってみても面白いかも。
小さな画用紙くらいじゃあ、無限の子供の能力は引き出せませんから!(≧≦)

また、子供たちが拾ってきたどんぐりや葉っぱを飾ったり、頑張って描いた絵や、かわいい目線で撮影した写真などを飾れるコーナーを作ってあげれば、家族のコミュニケーションツールとなることはもちろん、そこはちいさな家の素敵なギャラリースペースとなるはずです。

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2009年07月29日

ちいさな家のくつろぎ空間

みなさん、こんにちは。インテリアデザイナーの柴谷陽子です。

スモールラグジュアリーホテルブームの影響でしょうか?最近、「ホテルのような空間を生活に取り入れたい!」というご要望が多くなっています。実は、ホテルには家を建てる際のヒントが満載なのですよ。

照明のヒント

私は、包み込まれるようなホテルの優しい明かりが大好きです。間接照明や小さな明かりがあちこちにあるのもワクワクします。
だから、ホテルに着くと真っ先に照明を付けたり消したりして、色々な照明で部屋の雰囲気が変わるのを楽しみます。
読書をする際はこの照明…。
お酒を飲むにはこの照明…。
ライトコントローラーをクルクル回して、「夜景は真っ暗な中で観るよりも、薄暗い中での方が綺麗に観えるんだ♪」なんてことを発見たり…。
ベッドに横たわるってみると、目に光が入らないように細心の注意が払われて設計されていたり…。
インテリアデザイナーの私にも、とっても勉強になるのです。

画像「ARTWORKSTUDIO」

カーテンのヒント

柄や素材は触って必ずチェックします。
ホテルにもよりますが、窓だけでなく窓のある壁一面をカーテンで覆っているホテルがあるのを見たことありませんか?
実はあれって、部屋を広く見せるための工夫なんです。
狭い寝室などで、ぜひ使ってみたいテクニックです。
また、厚手のカーテンもよく見かけます。
遮光や防音や保温の効果が得られるのはもちろんですが、薄手の物と比べると重厚感が全く違います。カーテン一つの違いで、部屋の雰囲気が大きく変えられるのです。

画像「in The ROOM」

他にも、ホテルに学ぶことはたくさんあります。
無駄がないシンプルで合理的で、居心地がよい空間。
ホテルはヒントだらけです。
みなさんもホテルに泊まったら、ぜひ家づくりや生活のヒントを見つけてくださいね。

私ならば、経済的で無駄のない<ちいさな家>を建てて、毎日目に触れるインテリアにはホテルのような『満足感の得られる贅沢をしてもいいかな~』と思っています。

生活の中での何気ない満足感って、とても大切ですものね!


2009年06月04日

ちいさな家のリビングルーム

みなさん、こんにちは。インテリアデザイナーの柴谷陽子です。

私は、インテリアデザイナーとして毎日インテリアの提案や施工管理などに携わっていくうちに、「いつか自分の家を建てたい」と思うようになりました。
でも、建てるなら<ちいさな家>がいいな…。

無駄なものはどんどん削り落として、本当に大好きで大切なものだけに囲まれた家って、シンプルで素敵だなって思うからです。
それに、材料費や施工費だけではなく、建坪や維持管理費を考えても、とても経済的ですし。

何より、ちいさな家だと家族の気配をいつも感じて生活できるでしょう?
家族って会話こそ無くても、気配を感じているだけで安心出来るもの。
夫婦二人住まいでも、子供のいる家庭でも、おじいちゃんおばあちゃんと同居していても、お互いの距離感って、家族の精神面にとてもよい影響を与えると思うんです。

もしも私がちいさな家を建てるなら…
そんな構想は常日頃からたくさん思い描いているのですが…(笑)

リビングルームには、大~きな窓が欲しいなって思います。

開くと、たくさんの光や風が通り抜ける窓。そこで、季節や自然を感じて暮らしたいのです。

それに、大きな窓は外との繋がりを生み出して視覚的にも広がりを与えてくれるので、ちいさな家との相性は抜群なんです。

大きな窓枠が、まるで額縁みたいに、季節に変化するお庭の草木を写し出していたら、最高のインテリアだと思いませんか?

花が咲いたとか、チョウチョが来たとか、プランターのトマトが大きく育ったとか。お庭を眺めながらの家族との会話も大いに弾むことでしょう!

そんな居心地のよいリビングルームなら、お寝坊さんもいそいそと集まってくるはず。

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そう考えると、本当に大切なものだけを詰め込んだ<ちいさな家>は、住む人にとって宝箱のような存在になるかも知れませんね。

大きければ大きな家ほど価値があった時代は終わって、私のように「ちいさな家を建てたい」と考えている人って結構多いんじゃないかな。